時は、6月18日まで遡るんですけど。
愛猫ムサシくんの誕生日だったんですけど。
実家に連れてって、完全に機嫌損ねちゃいましてね。もれなく嫌われてしまいまして。
誕生日祝わせてももらえなかったので、まあ帰って落ち着いてからやるかっつーことで。
天気予報も自信を持って「晴れます!!」ってんで、
十勝岳、頂いてきました!!!!
初2000m超え!
いや〜〜このあとの焼肉は格別にウマかったです!!!!ウマウマすぎでした。
十勝岳登山口情報
十勝岳望岳台から山頂を目指します。標高930m。
確か5合目なんですよね、ここ。車で来れて駐車場も広くて手軽に絶景を楽しめて
綺麗なトイレと靴を洗う場所が設けられています。
控えめに言って神!!!!!
十勝岳温泉登山口(1280m)
からは複数の山のアタックが可能。
かみふらの観光協会のHPがわかりやすく掲載されてるのでリンクはりつけておきます。
うわ〜また行きたくなってきた!!
ちなみに望岳台には山登りに毛ほども興味のなかった頃、何度か来ました。興味なくても綺麗だな〜と思った記憶はあります。さすがに山頂目指そうとは思わなかったけど笑
しかし!この度目指させていただいてね、実際に頂いちゃったわけですが
十勝岳山頂は想像のはるか上をいく美しさでしたよ・・・・
本当、地元にいた時に興味あったら、めちゃくちゃ行ってただろうな。そのくらい綺麗でした。
十勝岳登山レポ
ここからはサヲマツの十勝岳アタックレポートになります。
前日。大きい小学生。
お天気はご機嫌。テンクラも絶好調。文句なしの登山日和。
真夜中。眠れずにいた。遠足前の小学生かよってくらい目がギンギン。
もうこんなんならさ、日の出見るんだって気持ちでアタックしようじゃないか!
っつーことで冴え冴えの頭で準備を整え愛車ラパンマンへ乗り込もうと外に出るも、小雨。
小雨・・・?
雨かよ!どうしよう・・・テンクラ9時から絶好調なんだよな・・・・天気悪い時に着いてもな・・・つーかなんか調子悪いな。
調子悪いな・・・?
嫌な予感的中!37.3℃。
おい、微熱ー!なんつータイミングで来てくれとんじゃー!
まあお天気もお天気ですしって日の出は諦めて布団に潜りました。
ぜってー朝までに平熱に戻す!!!
山と肉はいかなる場合でも万全の体調で挑まなければいけないのである。
そこの執着だけはマムシ並ですから。他に活かせよ、その執着。どこで発揮してんだ。
まさに、「山と食欲とわたし」。食欲っつーかもはや食い意地だけどね。
訂正。「山と食い意地とサヲマツ」。
そして起床6時半。
36.6℃。
ぜっっっこうちょうだぜぇえええええええええ!!!!
準備はもう整っている。わたしはラパンマンに飛び乗り、ハンドルを握った。
望岳台にサヲマツが来た!
プルスウルトラ!
望岳台までの道ね、霧すごくてね。アレッ!これ大丈夫かな〜?もしかして上も真っ白なのかな〜
と疑いながら進んで望岳台に着くとこんな感じ。
ここからみるみる晴れてくるマジック。天気って不思議でおもしろい。
今学生に戻ったとしたら、理科の授業にめちゃくちゃ興味持つんだろうな、上昇気流とか。
AM9:00。アタック開始。
尻別岳の事を忘れたかのように「美瑛岳も行けたらなぁ」って考えてましたがね。
言わずもがな十勝岳だけでお腹いっぱいです。おかわりしたら足が死ぬ。
下山時にはもうこれ以上動けませんけどって感じでした。ちょっと食い過ぎたね。
あっちもこっちも望岳台
望岳台って書いてある看板がね、点々とありまして。そのたんびにあとちょっとなんじゃないかと胸をふくらませましてね
一区切りなのかなって、最初は写真撮りまくってたんですけど、3つ目あたりから特別感を感じなくなってしまいまして。景色だけ楽しんでました。
疲労が蓄積してきた頃「もうここでもいっかな」って望岳台の看板に出会うたび思ってしまうので、「あかん!このままじゃ山頂まで行けなぬわ〜!」って水分取ったらすぐ出発をこころがける。
一気に景色が変わる地点
山頂があとちょっとに見えてもなかなか辿りつかないというのが登山あるある。疲れてきてる証拠です。
先ほどの望岳台写真を見て貰えばわかるのですが、綺麗よね。うん、
綺麗なんだけど!!!
疲れてくると、最初はキレイキレイつって見てた景色も変わり映えしないように見えてくるんですね
しかし
ガラっと変えてきました、十勝岳様。
なに・・・この・・・・絶景は・・・・?
ていうか、ていうか、美瑛岳めちゃくちゃ美しいいいいいいいい!!!!!
綺麗じゃな〜こんな綺麗だったんじゃな〜!!!!(突然の老化)
富良野岳も負けず劣らずかっちょいいお姿に!!!
噴煙も一気に近づいてさらに迫力マシマシ・・・
ここまで来てよかった〜!!!
ここでは、しばらく景色を楽しむことにしました。
いざ山頂へ!
しばら〜く景色を眺めながら山頂を見つめてたんですけど「まさか、あそこ登るって言うんじゃないだろうな?いや〜登らんて、でも・・・なんか・・・・人、いるね?登ってるね?人がゴマのようだけどちょっとずつ動いてるね???」
山のスケールでかすぎて、距離感麻痺してる。もう山頂じゃ〜ん!と思ってからがすんげー長い。
さすがにポールなしじゃキチくなってきたので、装備しました。あ、楽・・・!楽だ!楽だぞこれ!!
ポールがあるありがたみ。プライスレス。
ジャリジャリ道をすべりつつ踏ん張る。
きつくなってくるとどうしても「あとちょっと、もうちょっとが」モチベーションになってしまう。さすが2000m超えは違うね・・・5合目からといえど、くじけそうよ。
山頂付近で、ポールにロープ張ってるおじさまたちがいました。全然余裕っつー感じで、削られたHP全回復したの?くらい元気に。
しかもわたしがやっとこすっとこ下山した数十分後に軽々とした足取りで下山してました。
え・・・ロープ張ってたよね?
どんなスピードで降りてきたの?なんか、乗ってきた?筋斗雲とかに。
十勝岳、頂きました!!!!
さんっちょーーーーーーーーーーー!!!キターーーーーーー!!!!!!!!
でも、虫っ!虫がスゴイッ!!!!!(ノブボイス)
尻別岳もなかなかでしたが、十勝岳さん、質がちげぇ。1匹1匹がちょっとビッグ。
あと、てんとう虫の色が違う。黄色。何匹かわたしの相棒になってた、勝手に。
後で調べたら、シロホシテントウさんでした。
菌を食べる益虫なんだって。植物に付くウドンコ病菌などの菌類を食べるらしい。
本当にシロホシテントウさんかは疑惑。自分のサーチ力に自信がない。
まあそんな感じで、山頂虫の踊り食いは躊躇してしまうサイズだったので写真だけ楽しんでちょっと降りたところで休憩することに。
この日は帰ったら焼肉が待ってるのであえて飯は持っていかなかったのです・・・本当に足休めのための休憩。
山頂付近はまだ雪も残ってて、気温も低かったのでとても快適に休憩できました。
すると、なんか、ガスガスしてきたなと思ったらまもなく山頂が見えなくなりました。
タイミングよかったんだな〜。ラッキー晴れ女。
激しいもよおし
もうね、この生理現象が起きるマジで辛い。
ただの我慢勝負。すでに心は登山どころでは無い。
もう最後の1時間くらいはもらすかもらさないかの瀬戸際ですよ。ガチのマジの自分との勝負でした。
もう転ぶことは許されない。転んだら確実に飛び出す。取り返しのつかないものが、飛び出してくる。
そんな極限状態で、望岳台まで持ち堪えた自分を褒め称えたい。今年一番褒め称えたい。
望岳台のトイレにも大感謝しかない。これでトイレなかったら暗黒絶望の結末が約束されていたからね。
携帯トイレ・・・長い道のりになりそうなら携帯していこうと思いました。
焼肉うめええええ!!!!!!
下山時刻 PM16:00
思ったより時間かかりました。
温泉入って帰ろ〜と思ったけど、どうやらそんな時間もなさそうなので帰宅することに。
晩御飯はYAKINIKU!
もちろんKUUHUKU!
ラパンでGOKITAKU!
yeh!(突然のラップ)
ま〜〜なんていうか、あたりまえの中のあたりまえ体操なんですけど
登山後の焼肉なまらうめええええええええ〜〜〜〜泣きたくなるくらいうめええええ牛サガリにジンギスカン!おいしすぎるよおおおおおおお!!!!!!
めちゃくちゃ肉食った。超絶回復。
後日。やはり奴は足にキタ。
おかんが筋膜リリースできるアイテム持ってまして。試しに使ってみたんです。
ふくらはぎが一番キてましてね。
アイテムをふくらはぎの下に置いて手で体を支えてゴロゴロさせるんだけど、
めっっちゃめちゃ痛い。
奇声あげながらふくらはぎを刺激してました。んでもンギモヂイイイイイイイ!!!!!!
ギッチギチに張った筋肉が粉砕されてく感覚っていうのかな、どう考えてもやりすぎなんだけどね
説明にも5往復くらいって書いてあるんだけど
刺激的すぎて数時間後にはまたやりたくなるっていう。
クッソ痛いんです。けど、けどさ、クセになる痛さなんだよな・・・
そして家族はそんなわたしを見事にスルー。
写真コレクション
いや〜本当に美しかった!
隣の山々たちもいつか登ってみたいなぁ〜〜!でも山って遠目から見てる方が形とかわかって好きなんだよね
登ってみて、ここはこんな道だったんだってわかるのがおもしろいから実際に登ってみたくなるんですけど。
十勝岳擬人化
恒例の擬人化(^O^)