富良野岳頂きました!

祝!初登頂(^o^)

初登頂…

一週間前は…天気予報…良かった…のに……

富良野岳計画立ててから、毎日天気予報の確認はしてたのね。

上富良野岳と上ホロカメットク山ぐるっと回って下山しようと思ってたのね。

空中散歩や〜!って浮かれていたのね。

しかし。

日に日に悪くなっていく天気予報。嘘じゃーっ!!と心で叫んで当日を迎える。

一応、地上は12時から晴れるってことにはなってる。地上はね。

かすかな期待を抱いて、いざ十勝岳登山口へ。

いや、運転してる時からわかっちゃいたけどね。

だって見えないんだもの。鎮座してるはずの山が。地上から見えないのよ。

そんなのおかしいもの。サイレントヒルならぬ、サイレントマウンテン。

あ〜!景色ない登山楽しくないんだよな〜!帰ろっかな〜!でも12時山頂行けるようにすれば望みあるかな〜!

そんな葛藤を数回繰り返す。その間、時間は刻々と過ぎてゆく。

すでに富良野岳しかいけない時間。

とりあえず行けるところまで行ってみることに決めた。

覚悟が決まったからにはお小水だ!と登山口のトイレに向かうと「冬季封鎖」の張り紙と、扉の前に岩が置かれていた。

な、なにぃ〜!!!!

登山口にトイレあると思って普通に水分とバナナ摂取してきちまった。

後から、温泉で借りればよかったと後悔したが、その時はそっと尿取りパッドを仕込んで出発した。

限界突破しても濡れるのはパットだけ。枕もパンツも無事なんだと思うとなんて心強いんだと感じずにはおれませんでした。

登山口の時点でとても寒く、最初からダウンを仕込んだ。臭い。洗っとけよダウン…過去の自分に文句を言う。

洗濯機で全て完了できないものというだけで洗濯を疎かにするのは本当にわたしの悪い癖である。帰ったら洗おう。そして、山を登って心の洗濯だ!まるごと洗いだ!!

さて、視界100mは白の世界。

晴れたらすごいんだろうな〜、あ〜あ〜。

出発を決めたものの景色がないと愚痴ばかりが出てくる。

どうにもできない事に文句言ったってしょうがないとはわかってるのにね〜!

唯一の救いは初アタックなのと、たくさんの人が登る山なので道はそれなりに整備されていて、泥だ薮だとストレスがあまりなかった。でも岩が多いので、バランス崩して膝でも打ちつけようならタダじゃ済まないという恐怖はありました。ここでずっこけるのは命取りやもしれん。

12時近くに登頂しましたが、まったくガスが抜ける気配なし。寒過ぎて山頂飯どころではない。

が、意地でおにぎり食らった。残酷にもみるみる手がかじかんできてすぐに下山開始。あたりまえ体操。

でも登りきったら、あれですね。最初こそ文句たらたらだったけど、これが大自然じゃ〜!と晴れ晴れとした気持ちせあきらめることができたし、リベンジを決意できた。達成感もあった。

下山時、安政火口付近でようやくガスが抜けてきて、

ああわたしこんな道歩いてたんだ

ってなった。

なんにも見えない中来たからとても新鮮で、最後の最後に景色楽しめました。

なんだかイタチ兄さんみたいだな。言ってるかもしれない

許せサヲマツ…また今度だ…

って言ってるかもしれない(言ってない)

下山後は凌雲閣の温泉入って帰りました!いや〜すごいあったまった!

上着着てなかったんですが、家着いてもほかほかでした。いい湯だな〜!

来年、リベンジや!

富良野岳擬人化

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