この松井サヲリ、実は成人式というものを20歳の時に体験していない。
この度、ご縁いただきまして「花いち都屋 amip店」にて振袖デビューさせていただきました。
自己管理的な意味で悔いの残る体験でしたが、スタッフさんはこんな天邪鬼にも大変親切にしてくださってありがたみしかなかった。今の職場のおばちゃん連中用に爪のアカくれません??くらい親切。(悪意)
まあそれはさておき、そんなお世話になった「花いち都屋 amip店」さんのご紹介もかねて感想など書いていきたいと思いますー!
いざ入店!
南館なので迷子注意です。
PIVOTまでは辿り着くのに・・・?ってなりそう。連れてってもらったからよかったものの、一人だったら遅刻してたかもしれない(道オンチ)
さて入るは、人気のないビル。
人気のないビルって「ここであってる・・・?あってる・・・!?」ってなるし、入って大丈夫な場所なんだろうかと不安になる。わたしだけかもしれない。
そしていざ入店!
わたしは撮影スタジオとか入ったことのない人間なので、こうドラマとかアイドルの撮影風景みたいな暗い部屋の中、撮影場所だけ明るくてなんか背景は緑、みたいなのを想像してましたけど(偏見)
まったくもってそんなことはなく、アットホームな空間がそこにはありました
で、スタッフさんをご紹介してもらいまして。みなさん優しそうで安心しました。
着物選定選手権
軽くあいさつを済ませてさっそく着物選び。
好きな色を教えると、こんなのあるよ〜って出してくれるのでそれを選ぶのもよし
自分が気になったものを選ぶもよし
実際に着せてくれてどんな感じになるかちゃんと見せてくれるので
最初は黄色にしようかなと思ってたのが、最終的には鮮やかな青が気に入って(スタッフさんが出してくれたやつ)そちらにしました。
あと帯?も合いそうなのを選んでいただきました。
サウォーリ プリズムパワー メイクアーップ!
ちなみにわたしは小さい頃、セーラーマーズが好きでした。
おおきくなってからは百合のカリスマ、ネプチューンとウラヌスが好きです。
もうすっかり大人です。時間って残酷。
そんなこんなで着物を選び終えてお次はメイク。
久しくメイクなんてしてないな・・・・アレ?まともに自分の顔見るのも久しぶりじゃない?美容室以来じゃない?またデカなってない????^^
最初は緊張していましたがメイクさんとても話しやすくて
まー、ずっとおしゃべりしてたよね。
人となにげない話題で話せるって楽しいなぁという気持ちを取り戻した気がする。
あと、目瞑って次目開ける時大体綺麗になってる。
さっきまでのデコボコ道、いつの間に整備したの??すごくない????
これがプロか〜、プロすげぇ〜・・・わたしも少しは自分の顔に関心持とう・・・・好みじゃないからって放置してたらいつまでも嫌いだもんね
それとリップって何買えばいいかいつもよくわからんくて結局適当に使えそうなのを選んでたのですが、とっても良い感じにしてもらってそれを買うことに決めました。
てな感じでとても楽しく化粧していただきました!
振袖装備してSSR仕様のサヲリがこちら
さすがに顔はNGで。伝われ!
カードゲームとか、ガチャのあるゲームやってる人ならわかるでしょ!!?
SSRがどんなに貴重で、めずらしくて、金を積まないとでてこないか!無課金でこのクオリティは保てねぇんだぞ!!!!
着物って重いし締め付けられるけど、動きが自然と上品になります。不思議。
はんなりって感じ。いつものドスドス動きから濁点消えて「トストス・・・」くらいになってたもん。たぶん。
動きだけじゃなくて
素敵な着物と化粧で着飾ると気持ちもアガるってなもんで、着物ってかなり強いパワー持ってると思う。くーっ!着物に着られないようにしてぇ!!!
そういう気持ちにもなれるからいい自己啓発になった。
次は着てやるんだからな?待ってろー!
撮影。多分今、人類で一番褒められてる。
まーーーーー、褒められる褒められる。恥ずかしいくらい褒められるのね。
「かわいーっ」「いいよいいよ!」「綺麗だよー!」つって。
もう、一生分褒められたと思う。たぶん、使い切った。この先の絶望が怖い。
すると不思議なもんでね、「ブサイクだな〜」って顔見ててわかってるはずなのに「あれ。実はかわいいんじゃない。綺麗なんじゃない」って気になってくるというね。
言葉の魔法。
それは嘘だべーって否定する自分と、素直に受け取っとけ!こんな時じゃないと言われねぇんだから!という自分が競り合ってるなか、サヲリはカメラの前に立ち、ポーズを決めるのだった。
綺麗に写るポーズってのがあるんだな。手首のちょっとした位置とか顔の向きとか、足の角度とか目線とか
色々指示してもらいまして。わたしもこんな本格的に写真撮るの初めてなもんで
ロボットかな?みたいな。なんだったらペッパーくんの方が滑らかに動くわみたいな。
初期アイボ化したわたしをスタッフさんはどーにかこーにかメンテナンスしてくれて、本当に親切の極みみたいな人たちだなと思いました。
というかスタッフさんの方が楽しそうすぎて、わたしも撮影する側にまわりてぇ!ってなりました。
スタジオは、部屋の壁に3〜4種類の背景があってその前で撮影という感じ。
けっこうな枚数撮りました。
確か今回やってもらったプランはウパシ。
モニターなので選べる写真は3枚ほどで
わたしは誰かに見せたいわけではなかったので、データだけいただきました。
これが好きな子だったら「すいません、金はわたしが用意するのでアルバムにしてください」って言う。絶対。こんな着飾ってる好きな子のお写真なんてそうそう拝めるもんじゃない
と思うと、世のじーちゃんばーちゃんがやたら金出して孫の写真撮りたがる理由も頷けるよね。わかるわかる。
他のプランもかなりいい感じですので気になる方は下のリンクからどうぞ!
装備解除。そしてイモ。
すべての撮影を終えて装備解除。
うわー軽い!体が軽くなったかのように錯覚するが、いつもの服が軽すぎるだけなんだな。時代の進化ってすごい。
ちょっとさみしいけどね。あー魔法は解けたんだなって。
そして急激に襲いかかる眠気と空腹。
札幌おとうちゃんが焼き芋買ってきてくれた。めちゃくちゃ甘くておいしいイモだった。
奇跡の3枚を探す。
たくさん撮影していただいた写真の中から奇跡の一枚を選ぶ作業。
自分で自分の写真選ぶっていう、ある意味では公開処刑のような現場だったんですけど
やっぱりプロよ
いいじゃん!って思える写真、どっかにある。ちゃんとある。どんなに自分の顔面にコンプレックス感じててもいい瞬間ってあるんだなあ〜と3枚選びました。
そういう人にとってこういう写真てとても貴重ですからね。
思い出すよ。学校のイベントがあれば、後日廊下に貼り出される思い出の写真たち。
自分見つけて、がっかり。
素直に思い出として買えばいいものの、思春期真っ只中の10代女子はそうもいかなくてね。
ただひたすら写真に写った自分にがっかりしてしまうっていう苦い思い出。
それがどうして、大人になってもなかなか払拭されない。呪縛だよ呪縛。
だから、この奇跡の写真たちは大事にします。なんなら免許証に使いたいんですけど。ダメですか。
最終的には遺影に使って欲しいね。
一枚くらい気に入ってる自分の写真あったっていいじゃない
短い時間でしたがとてもいい経験と時間をいただきました。
今回限りではなくて、もっと納得できる自分になれたとき、また挑戦したいと思いました。
わたしのように成人式に行けなくて、振袖に袖を通す事ができなかった人
年齢の節目に、思い出として写真を残したい人
特別な記念に思い出を残したい人
ただ振袖が着たいだけの人でもとてもいい体験になると思います。
そして、自分の顔面気に食わないから写真撮りたくないって民、間違いなくやった方がいい。
わたしもその民だけどさ、
持ってて「イイ」と思える写真、一枚あったら嬉しいよ、やっぱり。
そういう写真がほしいから撮るって、そういうきっかけ全然アリだと思います。
むしろそういう女の子、超絶応援したい。
「奇跡の一枚、撮りにきました」って中々かっこいいのではないですか?
最後に
今回お世話になりました「花いち都屋 amip」さんの情報をば。
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